「無敵の暴走機関車」 ボブ・サップ
彼ほど、エンターテイメントを理解している格闘家も珍しい。 いろいろな情報によると、元はワシントン大学のアメフト選手だったそうだけど、体の故障でリタイヤし、自作のプロモーションビデオで売り込みプロレス界に入った苦労人らしい。 見た目の野獣のような風貌とは裏腹に、バラエティー番組で見せる「おちゃめ」な姿は、そのギャップから注目の的になっている。 しかも、あの体で走ればスプリンター並のスピードで走るし、頭だって良いと聞く。正に『美女と野獣』のビーストそのものという感じの、優しさと獰猛さを兼ね備えた、魅力的なキャラクター像を作り上げている。 ぼくは格闘技が大好きってわけじゃないけど、彼の試合には興味が出てしまうね。 彼のパンチ力の前では、ガードなんて意味がない感じのするほど、ガードそのもの毎打ち壊す破壊力だ。 今年のCM界でも、彼を起用するクライアントが増えそうな予感がするよ。 |
2003.1.01 |
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