TBSアナウンサー 安住紳一郎

テレビ局がタレント事務所的になってきて、アナウンサーをタレント的に育てる傾向は、フジテレビの有賀さつきアナあたりからじゃないかな? ドラマにエキストラ的に出演するケースは多いけど、レギュラーで出演するアナウンサーは、過去フジの『同級生』に出ていた中井美穂アナくらいだろう。 1月からスタートした、キムタク主演のTBSドラマ『Good Luck!』にレギュラー出演し、キムタクと同期入社の副操縦士役の安住紳一郎アナ。 お昼のワイドショー『ジャスト』や『金スマ』『さんまのスーパーからくりTV』などで見せるシニカルな発言に、オドオドした目つきが、何故か女性に人気の「あずみ君」
2003.2.01

「モンゴルの青い狼」 朝青龍

サッカーや野球の世界では、優秀な選手がドンドン海外移籍して、日本から出ていく一方、相撲界では外国人力士の台頭が目覚ましい。 初土俵から25場所での「横綱」昇進は、史上初の短期間昇進とのこと。 新日本プロレスの「ブルー・ウルフ選手」とは、本当の兄弟だそうだ。 「モンゴル相撲」で鍛えた技の数々の応用で、その種類は格段に多く、新しく「決まり手」が承認されたとか。 土俵での闘志とはうって変わって、普段の表情は22歳らしい「おちゃめ」な部分が彼の人柄を感じさせ、ファンには魅力になっているんだろう。 どんなスポーツにも言えることだけど、そのスポーツ自体がメジャーになってくれば、世界の人が参加するようになり、ワールドワイドな種目になっていく。 かつての「柔道」もそうだったように、日本の”国技”だった「相撲」も、世界的な競技になってきた。
2003.2.01

「満身創痍」 引退 貴乃花

怪我による休場が続いていただけに、今年の活躍を期待していたのは、小泉首相だけではないと思うけど、本人の身体はボロボロだったんだろうね。 たくさんの負傷は、普通の人なら耐えられないような痛みだと想像するけど、正に「満身創痍」という感じで最後まで、「横綱」という責任を背負って頑張り、観客の期待に応えたと思うよ。 いろんなバッシングやプレッシャーに堪え、口を閉ざし「貝」になることで、精神力による均衡をとっていたのかも知れない。 デビ婦人に「奇麗なお相撲さん」と言わしめた、関取としての”品格”は珍しい存在だった。 引退は、やっぱり寂しい気もするけど、彼の顔に笑顔が戻ってきたことは良かった。
2003.2.01